-라도

せめて、〜でも

レベル3発音 rado

-라도 は、第一希望がないときに「次善の策」を選ぶために使われます。

しくみ

助詞の -(이)라도 は名詞につき、次善の選択肢を選んだり、理想的ではないけれど「ないよりはマシ」なもので妥協したりする意味を持ちます。柔軟な姿勢を示したり、提案したりするときによく使われます。

-(이)라도 の主な使い方:

1. 次善の選択肢
これが一番よく使われる方法です。第一希望(A)がないときに、次に良いもの(B)を選びます。

  • 커피가 없네요. 그럼 녹차라도 주세요.(コーヒーがないですね。それなら、せめて緑茶でもください。)
  • 버스를 놓쳤어요. 지하철이라도 타야겠어요.(バスに乗り遅れました。地下鉄にでも乗らないと。)

2. 疑問詞(누구、뭐、어디、언제)と一緒に使う
疑問詞と組み合わせると、「〜でも」という意味になります。どの選択肢でも構わないことを表します。

  • 누구라도 괜찮아요.(誰でも大丈夫です。)
  • 뭐라도 마실 것 좀 주세요.(何でもいいので、飲み物をください。)
  • 주말에는 어디라도 가고 싶어요.(週末はどこへでも行きたいです。)

3. 提案する
他に予定がないときに、何かを軽く提案するのにも使えます。

  • 할 일이 없으면 우리 영화라도 볼까요?(やることがないなら、映画でも見ましょうか?)
  • 이야기라도 좀 해요. 너무 조용하잖아요.(少しお話でもしましょう。静かすぎますよ。)

使い方:
形は -(이)라도 です。子音で終わる名詞(パッチムあり)には -이라도 を、母音で終わる名詞(パッチムなし)には -라도 をつけます。

  • 子音で終わる名詞 + 이라도
    책 → 책이라도
    물 → 물이라도
  • 母音で終わる名詞 + 라도
    주스 → 주스라도
    영화 → 영화라도

「〜も」という意味の -도 や、「〜だけ」という意味の -만 とは違うので注意しましょう。

例文 (5)

  1. 주스가 없으면 물이라도 마실게요.

    ジュースがないなら、せめて水でも飲みます。

    単語ごとの訳: ジュース ないなら、水 せめて 飲む。

  2. 너무 배고파서 뭐라도 먹어야겠어요.

    とてもお腹が空いたので、何でもいいから食べなきゃ。

    単語ごとの訳: とても お腹空いた だから、何か せめて 食べなきゃ。

    뭐(何)のような疑問詞と一緒に使うと、-라도 は「何でも」という意味になります。

  3. 심심한데 책이라도 읽을까요?

    退屈だから、本でも読みましょうか?

    単語ごとの訳: 退屈 だけど、本 せめて 読もうか?

  4. 파티에 못 오면 전화라도 해 주세요.

    パーティーに来られないなら、せめて電話だけでもしてね。

    単語ごとの訳: パーティーに 来られない なら、電話 せめて して。

    ここでは、-라도 が名詞の「전화(電話)」についていて、パーティーに来る代わりの妥協案として提案しています。

  5. 어디라도 좋으니까 여행 가고 싶어요.

    どこでもいいから、とにかく旅行に行きたいです。

    単語ごとの訳: どこでも せめて いい だから、旅行 行きたい。

よくある間違い

  • 「〜も」や「さらに」と言いたいときに -라도 を使ってしまうこと。

    저는 사과를 좋아해요. 그리고 배라도 좋아해요.
    저는 사과를 좋아해요. 그리고 배도 좋아해요.

    -라도 は次善の策や代わりの選択肢を表します。単に別のものを追加したいときは、-도(〜も)を使いましょう。

  • 一番の希望や最高の選択肢に -라도 を使ってしまうこと。

    제일 좋아하는 음식이 뭐예요? — 저는 피자라도 제일 좋아해요.
    제일 좋아하는 음식이 뭐예요? — 저는 피자를 제일 좋아해요.

    -라도 は、希望する選択肢がないときの代わりのものに使われます。一番好きなものを言うときは、助詞をつけないか、目的語を表す 을/를 を使います。

つながり

-도レベル1〜も(〜もまた、〜さえ)
-라도レベル3せめて、〜でも

先に学ぶこと

このパターンの単語

라도