-다가는
〜し続けると
-다가는 は、ある行動を続けると、マイナスな結果や望ましくない結果が起こることを警告するときに使います。「Xをし続けると、Y(何か悪いこと)が起こる」という意味になります。
しくみ
文法パターン -다가는 は、ある行動を続けると良くない結果になることを警告したり、予想したりするのにとても便利な表現です。現在形と過去形、どちらの動詞の語幹にもつけることができます。
形:
1. 現在形: 動詞の語幹 + -다가는
- 먹다 (食べる) → 먹다가는
- 하다 (する) → 하다가는
2. 過去形: 動詞の語幹 + -았/었다가는
- 마시다 (飲む) → 마셨다가는
- 쓰다 (使う) → 썼다가는
一番のポイントは、原因(続いている行動)とマイナスな結果を結びつけることです。話し手が状況を見て、「このまま変わらなければ問題が起きる」と予想しているときに使います。
時制のニュアンス:
どちらの形も警告を表しますが、少しだけ違いがあります。現在形(-다가는)は、一般的な行動や今続いている行動を指します。過去形(-았/었다가는)は、その行動がすでにしばらく続いていて、今も続いていることを強調します。そのため、より差し迫った警告や、実際の様子に基づいた警告に感じられます。
大切なニュアンス:
1. マイナスな結果: 後の文にくる結果は、ほとんどの場合、マイナスなこと、望ましくないこと、または問題になることです。
2. 継続・繰り返し: 最初の文の行動が1回きりではなく、繰り返されたり、ずっと続いたりしていることを意味します。
3. 警告: 相手に今の行動をやめるようにアドバイスするときによく使われます。
-면 との比較:
-면 は一般的な条件(「〜すれば」)ですが、-다가는 はマイナスな結果にだけ使われます。
- 正しい: 그렇게 놀다가는 시험에 떨어질 거예요. (そんな風に遊び続けていたら、試験に落ちますよ。) - マイナスな警告。
- 間違い: 열심히 공부했다가는 시험에 합격할 거예요. (プラスの結果に -다가는 を使うのは不自然です。)
- 正しい: 열심히 공부하면 시험에 합격할 거예요. (一生懸命勉強すれば、試験に合格しますよ。) - 一般的な条件。
-다가 との比較:
-다가 は、ある行動が途切れて別の行動に移ることを表します。-다가는 は、助詞の -는 がつくことで、その行動が続くこと自体が問題の原因になることを強調します。
例文 (4)
- 그렇게 매일 술을 마셨다가는 건강을 해칠 거예요.
毎日そんな風にお酒を飲み続けていたら、健康を害しますよ。
単語ごとの訳: そのように 毎日 お酒 飲み続ければ 健康 害されるだろう。
- 지금 출발 안 했다가는 기차를 놓치겠어요.
今出発しないままでいると、電車に乗り遅れてしまいますよ。
単語ごとの訳: 今 出発 しないままでいれば 電車 乗り遅れるだろう。
「出発しない」という行動を続けると、マイナスな結果につながることを示しています。
- 계획 없이 돈을 썼다가는 월급날 전에 다 써 버릴 거예요.
計画なしにお金を使い続けていたら、給料日の前に全部使い切ってしまいますよ。
単語ごとの訳: 計画 なしに お金 使い続ければ 給料日 前に 全部 使い切ってしまう だろう。
- 밤늦게까지 게임을 하다가는 내일 시험에 집중 못 할 거야.
夜遅くまでゲームをし続けていたら、明日の試験に集中できなくなりますよ。
単語ごとの訳: 夜遅くまで ゲーム し続ければ 明日 試験に 集中 できない だろう。
よくある間違い
プラスの結果や中立的な結果に -다가는 を使ってしまうこと。
열심히 공부했다가는 시험에 합격할 거예요.열심히 공부하면 시험에 합격할 거예요.-다가는 は、マイナスな結果を警告するときにだけ使います。一般的な条件やプラスの条件には、シンプルな条件表現の -면 を使いましょう。
過去の1回の行動が今の結果を招いた場合と混同してしまうこと。
어제 과식했다가는 오늘 배가 아파요.매일 과식하다가는 위장병에 걸릴 거예요.-다가는 は、行動が続いたり繰り返されたりすることで、将来マイナスな結果になることを意味します。過去の1回の行動が今の状態を引き起こした場合は、-아/어서 や -니까 を使います(例:어제 과식해서 오늘 배가 아파요 - 「昨日食べすぎたので、今日お腹が痛いです」)。
つながり
先に学ぶこと
関連パターン
- -(으)면〜なら・〜とき
-면 は、どんな結果(プラス、マイナス、中立)にも使える一般的な条件(「〜すれば/〜したら」)です。-다가는 は、行動を続けることで起こるマイナスな結果を警告するときにだけ使う、特別な条件表現です。
レベル3 - -(으)ㄹ까 봐〜するのではないかと心配して
どちらもマイナスな結果に関連します。-다가는 はマイナスな結果を予想します(「Xをし続けると、Yが起こる」)。一方、-ㄹ까 봐 は、マイナスな結果になるかもしれないという話し手の心配を表し、それが行動の理由になることがよくあります(「Yが起こるかもしれないと心配して、Zをした」)。
レベル3 - -는 바람에〜のせいで、〜のために
どちらのパターンもマイナスな結果の原因を説明します。しかし、-는 바람에 は、すでにマイナスな結果を引き起こしてしまった、予期せぬ突然の出来事に使われます。一方、-다가는 は、今の行動を続けると将来マイナスな結果になるという警告です。
レベル4