-(으)ㄴ 것

過去形の動詞で名詞を説明する表現

レベル3発音 geot

-ㄴ 것 は、過去の動作を表す動詞を名詞のように扱えるようにする表現です。「〜したこと」や「〜した事実」という意味になります。

しくみ

-ㄴ 것 という表現は、過去の動作を名詞のように話すための基本の形です。文全体の主語や目的語、補語として使うことができます。

活用ルール:
1. 動詞の語幹が母音で終わる場合: -ㄴ 것 をつけます

  • 가다(行く)→ 간 것(行ったこと)
  • 보다(見る)→ 본 것(見たもの、見たこと)

2. 動詞の語幹が子音(パッチム)で終わる場合: -은 것 をつけます

  • 먹다(食べる)→ 먹은 것(食べたもの)
  • 읽다(読む)→ 읽은 것(読んだもの)

3. 動詞の語幹が ㄹ で終わる場合: ㄹ を消して -ㄴ 것 をつけます

  • 만들다(作る)→ 만든 것(作ったもの)
  • 살다(住む/暮らす)→ 산 것(住んでいたこと)

名詞「것」は、形のある「もの」だけでなく、抽象的な「こと(事実や出来事)」も表せます。文脈によってどちらの意味か決まります。場所を表すときは、것 ではなく 곳(場所)を使います:간 곳(行った場所)。

形のある「もの」:
이것은 제가 만든 것이에요. (これは私が作ったものです。)

抽象的な「こと」:
제가 어제 학교에 간 것을 선생님이 아세요. (先生は私が昨日学校に行ったことを知っています。)

この表現は、現在形の -는 것 や未来形の -ㄹ 것 に対応する過去形です。

例文 (5)

  1. 어제 제가 만든 것은 케이크예요.

    昨日私が作ったものはケーキです。

    単語ごとの訳: 昨日 私が 作った ものは ケーキです。

  2. 친구가 먹은 것은 비빔밥이었어요.

    友達が食べたものはビビンバでした。

    単語ごとの訳: 友達が 食べた ものは ビビンバでした。

  3. 네가 말한 것을 이해 못 했어.

    あなたが言ったことが理解できませんでした。

    単語ごとの訳: あなたが 言った こと(を) 理解 できませんでした。

  4. 우리가 함께 여행 간 것을 잊지 마세요.

    一緒に旅行したことを忘れないでくださいね。

    ここで「간 것」は、旅行に行ったという抽象的な「事実」や「思い出」を表しています。

  5. 이 책은 제가 이미 읽은 것이에요.

    この本は私がすでに読んだものです。

    単語ごとの訳: この 本は 私が すでに 読んだ ものです。

よくある間違い

  • すでに終わった過去の動作に対して、現在形の連体形 -는 것 を使ってしまうこと。

    어제 제가 만드는 것은 케이크예요.
    어제 제가 만든 것은 케이크예요.

    ケーキを作った動作は「어제」(昨日)のことなので、過去形の連体形 -ㄴ/은 を使う必要があります。「-는 것」は現在進行中の動作や一般的な事実に使います。

  • ㄹ で終わる動詞を間違えて活用してしまうこと。

    어제 팔은 것이 별로였어요.
    어제 판 것이 별로였어요.

    「팔다」(売る)のように語幹が ㄹ で終わる動詞は、ㄹ を取り除いてから -ㄴ をつけます。-ㄴ 것 も同じルールです。そのため、「팔은 것」ではなく「판 것」(売ったもの)が正しい形です。

  • 過去の状態を表すために、形容詞に -ㄴ 것 を使ってしまうこと。

    別の意味になります어제 예쁜 것은 그 드레스였어요.
    어제 예뻤던 것은 그 드레스였어요.

    -ㄴ 것 は動詞の過去形にだけ使います。過去にあった性質や状態を説明したいときは、-았/었던 という表現を使います。「어제」(昨日)のように過去のことについて話すときに、現在形の「예쁜」を使うのは誤りです。

つながり

先に学ぶこと

このパターンの単語

-ㄴ 것것-ㄴ