-았/었더니
〜したら、〜したところ
-았/었더니 は、話し手自身の過去の行動と、その結果や発見をつなぎます。「〜したら、〜だとわかった」や「〜したから、〜になった」という意味になります。
しくみ
-았/었더니 は、動詞の語幹について、話し手が過去にした行動と、その後の発見や結果をつなぐ表現です。前半の文は必ず過去形になり、主語は話し手(「私」や「私たち」)でなければなりません。
主に2つの働きがあります。
1. 発見や新しい状況
話し手が何か行動を起こした結果、新しい事実や状況を発見したり出会ったりしたときに使います。前半の文の主語は話し手ですが、後半の文の主語は別の人や物になることもあります。
- 오랜만에 고향에 갔더니 많은 것이 변해 있었어요.(久しぶりに故郷に帰ったら、多くのことが変わっていました。)
- 창문을 열었더니 시원한 바람이 들어왔어요.(窓を開けたら、涼しい風が入ってきました。)
2. 原因と結果
話し手の過去の行動が、後半の文で説明される結果の直接的な原因になる場合です。この場合、両方の文の主語は通常、話し手になります。
- 어제 늦게 잤더니 오늘 너무 피곤해요.(昨日遅く寝たので、今日はとても疲れています。)
- 매일 운동했더니 건강이 좋아졌어요.(毎日運動したら、健康になりました。)
活用ルール:
動詞の語幹に -았/었- をつけ、その後に -더니 を続けます。
- 語幹が ㅏ または ㅗ で終わる動詞 + -았더니(例:가다 → 갔더니、보다 → 봤더니)
- 語幹がその他の母音で終わる動詞 + -었더니(例:먹다 → 먹었더니、열다 → 열었더니)
- 하다 動詞 → 했더니(例:공부하다 → 공부했더니)
重要な違い:-았/었더니 と -더니
ここはとても大切なポイントです。-았/었더니 は話し手自身の行動(一人称)にのみ使われます。一方、-더니 は、話し手が自分以外の人や物(三人称)の行動や状態を観察したときに使われます。
- 私が一生懸命勉強したら、合格しました。 → 제가 열심히 공부했더니 합격했어요.(正解)
- 友達が一生懸命勉強したら、合格しました。 → 친구가 열심히 공부하더니 합격했어요.(正解、-더니 を使用)
例文 (4)
- 어제 운동을 열심히 했더니 오늘 몸이 아파요.
昨日一生懸命運動したので、今日は体が痛いです。
単語ごとの訳: 昨日運動を一生懸命した、だから今日体が痛い。
これは直接的な原因と結果の関係を表しています。話し手の行動(運動したこと)が結果(体が痛いこと)を引き起こしました。
- 오랜만에 친구에게 전화했더니 번호가 바뀌었어요.
久しぶりに友達に電話したら、電話番号が変わっていました。
単語ごとの訳: 久しぶりに友達に電話した、そうしたら番号が変わっていた。
これは発見を表しています。話し手の行動(電話したこと)によって、新しい事実(番号が変わっていたこと)を発見しました。
- 백화점에 갔더니 세일을 하고 있었어요.
デパートに行ったら、セールをしていました。
単語ごとの訳: デパートに行った、そうしたらセールをしていた。
これも発見を表しています。話し手の行動(デパートに行ったこと)によって、新しい状況(セールをしていたこと)に気づきました。
- 커피를 너무 많이 마셨더니 잠이 안 와요.
コーヒーを飲みすぎたので、眠れません。
単語ごとの訳: コーヒーをたくさん飲みすぎた、だから眠りが来ない。
これは直接的な原因と結果の関係を表しています。話し手の行動(コーヒーを飲んだこと)が結果(眠れないこと)を引き起こしました。
よくある間違い
最初の行動の主語が話し手ではないときに -았/었더니 を使ってしまうこと。
別の意味になります동생이 밥을 많이 먹었더니 배탈이 났어요.동생이 밥을 많이 먹더니 배탈이 났어요.-았/었더니 は、話し手(「私」)が最初の行動をしたときにだけ使われます。他の人(例えば「兄」など)がした行動とその結果を観察したことについて話すときは、代わりに -더니 を使わなければなりません。
前半の文で形容詞と一緒に -았/었더니 を使ってしまうこと。
어제 날씨가 좋았더니 기분도 좋아요.어제 날씨가 좋아서 기분이 좋았어요.前半の文は話し手がした行動を表す必要があるため、必ず動詞を使います。「날씨가 좋다(天気がいい)」は状態の説明であり、行動ではありません。このような単純な理由を表すときは、-아/어서 のような別の表現を使う方が自然です。
つながり
先に学ぶこと
関連パターン
- -아/어서〜だから、〜して
どちらも原因と結果を表すことができます。-아/어서 は一般的な理由を表す表現です。一方、-았/었더니 はより具体的で、その結果が話し手自身の経験や行動から直接もたらされたこと、または発見したことであることを強調します。
レベル2 - -(으)니까だから、〜なので
どちらも理由を表すことができます。-니까 は、その後に続く命令や提案を正当化するための理由としてよく使われます。-았/었더니 は、単に理由を説明するのではなく、時間の流れや、話し手の行動の後に続いた発見や結果に焦点を当てています。
レベル3 - -다가 보니까しばらく〜していると
どちらも行動の後の発見に関係している点で似ています。-다가 보니까 は、ある行動をしばらく続けた後に発見したというニュアンスがあります。一方、-았/었더니 は、完了した過去の行動と、その後の発見や結果をシンプルにつなぎます。
レベル4