フランス語を最短で身につける勉強法【2026年版】

この記事の要点

勉強時間の大部分を、ほとんど理解できるフランス語を読んで聞くことに使い、復習と話す練習を少し足しましょう。今のフランス語がやさしく感じたら、すぐに一段難しいものへ進みます。

フランス語を最短で身につける勉強法は、勉強時間の大部分を、ほとんど理解できるフランス語に使うことです。この学び方は「コンプリヘンシブル・インプット」と呼ばれ、フランス語での進め方も別の記事で紹介しています。ちょうどいい難しさは上達とともに変わるので、この記事ではレベルごとにすることと、1時間の分け方をまとめました。

レベルごとに、何をすればいいですか?

自分に近いレベルを探してください。バーは、1時間の勉強の分け方を表しています。

  1. レベル1

    始めたばかり、または知っている単語がほんの少しです

    読む・聞く 35 分. 復習 15 分. 話す 10 分.

    東京外国語大学の会話モジュールで、あいさつやお礼の短い会話を日本語訳つきで聞きましょう。一つの会話を2回聞き、2回目は話し手のあとについて声に出します。

  2. レベル2

    簡単なやり取りはできる

    読む・聞く 40 分. 復習 10 分. 話す 10 分.

    NHKの「まいにちフランス語」初級編を聴き逃し配信で聞き、Readle フランス語でA1やA2の短いストーリーを読みましょう。訳は隠しておき、先に進めない単語だけを調べます。

  3. レベル3

    馴染みのある話題の会話はついていける

    見る・聞く 40 分. 復習 5 分. 話す 15 分.

    Easy Frenchの街頭インタビューを、フランス語の字幕で見ましょう。気に入った答えを一つ選び、自分ならどう答えるかを先生や会話の相手に話します。

  4. レベル4

    大体わかるけどニュアンスは時々逃す

    読む・聞く 45 分. 復習 5 分. 話す 10 分.

    RFIのJournal en français facileで10分のニュースを聞き、聞き取れなかったところを書き起こしで確かめましょう。週に一度、聞いたニュースを会話の相手に話します。

  5. レベル5

    難しい内容も読めるが珍しい語で詰まる

    読む・見る 50 分. 話す 10 分.

    franceinfoの記事を読み、フランスのドラマや映画をLanguage Reactorでフランス語と日本語の字幕を並べて見ましょう。調べるのは、話がわからなくなる単語だけにします。

  6. レベル6

    ほとんど何でも読める

    読む・見る 50 分. 話す 10 分.

    フランス語の小説や新聞を内容を楽しむために読み、読んだことについて話しましょう。

レッスンがやさしく感じたら1つ上のレベルへ、3行目までに話を見失うようなら1つ下のレベルへ移りましょう。

上の教材のうち、日本語の説明があるのは東外大の会話モジュール、NHKの講座、Readleの単語の意味、Language Reactorの日本語字幕です。Bubblegumのアプリでは、あなたのAIの先生のPoppyがレベルに合わせてレッスンを書き、メニュー、レッスンの訳とノート、Poppyの答えは日本語で出ます。辞書の単語の意味と文法の説明はまだ英語で、日本語になるまでの進み具合はフランス語と日本語の組み合わせのページで確かめられます。

フランス語を身につけるには、どのくらいかかりますか?

実用フランス語技能検定試験(仏検)は、級ごとに標準学習時間を示しています。5級は50時間以上、4級は100時間以上、3級は200時間以上、準2級は300時間以上、2級は400時間以上です。5級は大学で週1回の授業を1年間受けたくらい、3級は第二外国語として週2回の授業を2年間受けたくらいに当たります。仏検は、3級をヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のA1、準2級をA2、2級をB1におおよそ対応させています。

下の表は、この標準学習時間を1週間の勉強時間で割り、週の数を切り上げたものです。

1週間の勉強時間5級の目安(50時間)3級の目安(200時間)2級の目安(400時間)
3時間半15週間(約3か月半)58週間(約1年1か月)115週間(約2年2か月)
7時間8週間(約2か月)29週間(約7か月)58週間(約1年1か月)
14時間4週間(約1か月)15週間(約3か月半)29週間(約7か月)
28時間2週間8週間(約2か月)15週間(約3か月半)

標準学習時間は「〜時間以上」という下限の目安なので、この期間でその級に合格できると約束するものではありません。わかるフランス語を自分で読んだり聞いたりした時間も、この勉強時間に入れて数えましょう。

フランス語の上達を遅くするものは何ですか?

  • 文字だけで読むフランス語は、書いてあっても読まない文字が多い言語です。音声なしで読み進めると、自己流の読み方がくせになり、あとで直す手間がかかります。
  • 名詞の性を後回しにするun livre(一冊の本)と une table(一つのテーブル)のように、名詞によって前につく言葉の形が変わります。新しい名詞は、一緒に出てきた un や une ごと覚えましょう。
  • 難しすぎる教材を選ぶ一文に知らない単語がいくつもある記事では、調べてばかりで先へ進めません。話の流れがわかるものを選び、物足りなくなったら一段上げましょう。

どの勉強法を組み合わせるかはフランス語のおすすめ勉強法で、楽に始める進め方はフランス語のいちばん簡単な勉強法で紹介しています。

よくある質問

初心者には、どのフランス語アプリがいいですか?

本気でフランス語を学ぶなら、Bubblegumから始めましょう。Poppyがあなたのレベルと好きなことに合わせてレッスンを書きます。

ほかのアプリや講座もまとめて見たいときは、フランス語アプリの比較を読んでみてください。

3か月でフランス語は身につきますか?

3か月はおよそ13週間なので、週3〜5時間なら合計39〜65時間です。仏検の5級の標準学習時間が50時間以上なので、3か月の勉強量は5級の目安と同じくらいです。「仏検5級の過去問題サンプルの聞き取りがわかる」のように、自分で確かめられる目標を決めましょう。

フランス語は1週間にどのくらい勉強すればいいですか?

目安は1週間に3〜5時間で、1回に15〜30分以上のまとまった時間をとりましょう。一つの会話や記事を最後まで読んで聞けるので、細切れの数分より多くのことが身につきます。理由はまとまった時間で学ぶほうがよい理由(英語の記事)で説明しています。

日本語を話す人にとって、フランス語は難しいですか?

文字は英語と同じなので、読み始めるのは早くできます。そのかわり、読まない文字や、主語によって変わる動詞の形には慣れが必要です。カフェやクロワッサンのように、日本語に入っているフランス語の言葉は手がかりになります。

Bubblegumは無料ですか?

はい。レッスンライブラリーは、だれでも無料で読めます。だれもが学べるようにしたいと考えているからです。ライブラリーには、ほかの学習者がPoppyに頼んだレッスンが集まっています。新しい自分用のレッスンを作るには実際にお金がかかりますが、最初の1つは無料です。Bubblegum Proなら、自分用のレッスンを制限なく頼めます。

出典
  1. 仏検:試験内容・試験形式(標準学習時間は5級50時間以上、4級100時間以上、3級200時間以上、準2級300時間以上、2級400時間以上。語彙は5級560語、4級960語、3級1,700語、準2級約2,300語)
  2. 仏検:7つの級の内容と程度(CEFRとのおよその対応。3級がA1、準2級がA2、2級がB1)
  3. 仏検:過去問題サンプル
  4. 東京外国語大学 言語モジュール:フランス語 会話
  5. NHK:まいにちフランス語
  6. Easy French(YouTube)
  7. Readle フランス語(日本のApp Store)
  8. RFI:Journal en français facile(フランス語)
  9. franceinfo(フランス語)
  10. Language Reactor(Chromeウェブストア)
  11. Wiktionary:un、une(男性形と女性形の「一つの」。英語)
  12. Wiktionary:カフェ(フランス語 café から)
  13. Bubblegum:フランス語と日本語の組み合わせの対応状況
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公開日: 2026年10月15日