-다니까
〜だってば
-다니까 は、「〜だってば」「〜だと言ったでしょ」のように、すでに言ったことを繰り返して強調する時に使います。
しくみ
-다니까 は、間接引用の形である -다고 하다 (〜だと言う)と、理由を表す -니까 (〜だから)が組み合わさった、会話でよく使われる文末表現です。文字通りの意味は「〜だと言っているのだから」となります。主に2つの使い方があります。
1. 繰り返しと強調
これが最も一般的な使い方です。相手が納得していなかったり、聞いていなかったり、信じていない様子を見て、すでに言ったことを繰り返します。強い主張や、少しもどかしい気持ちが込められます。
- A: 이 영화 재미없어. (この映画、面白くないね。)
- B: 재밌다니까! 끝까지 봐봐. (面白いってば!最後まで見てみて。)
2. 命令や提案の理由を伝える
後に続く命令や提案、質問の理由を伝える時にも使われます。その理由は、話し手が繰り返して伝えている事実です。
- 비가 온다니까 우산 가져가. (雨が降るって言ってるでしょ、傘を持っていって。)
活用ルール:
最後に -요 を付けると丁寧な表現になりますが、この表現自体はカジュアルな場面でよく使われます。
- 動詞(現在形): 語幹 + -ㄴ/는다니까
- 가다 → 간다니까
- 먹다 → 먹는다니까 - 形容詞: 語幹 + -다니까
- 예쁘다 → 예쁘다니까
- 춥다 → 춥다니까 - 過去形: 語幹 + -았/었다니까
- 하다 → 했다니까
- 보다 → 봤다니까 - 名詞: 名詞 + -(이)라니까 / 아니라니까
- 학생 → 학생이라니까
- 의사 → 의사라니까
- 아니다 → 아니라니까
例文 (4)
- A: 정말 괜찮아?
B: 괜찮다니까! 걱정하지 마.
A: 本当に大丈夫? B: 大丈夫だってば!心配しないで。
単語ごとの訳: A: 本当に大丈夫? B: 大丈夫だって言ってるでしょ!心配しないで。
Aが疑っている様子なので、Bは少し強めに「大丈夫だ」ということを繰り返して伝えています。
- A: 철수 아직 안 왔어?
B: 지금 온다니까 조금만 기다려.
A: チョルスはまだ着かないの? B: 今向かってるってば、もう少し待ってて。
単語ごとの訳: A: チョルスはまだ来ない? B: 今来てるって言ってるから、もう少し待って。
Bはチョルスが向かっているという事実を繰り返し伝え、それを「もう少し待ってて」というお願いの理由として使っています。
- A: 밥 먹을래?
B: 아까 먹었다니까.
A: ご飯食べる? B: さっき食べたってば。
単語ごとの訳: A: ご飯食べたい? B: さっき食べたって言ってるでしょ。
すでにご飯を食べたと伝えたのに聞かれたため、Bは少しもどかしく感じています。
- A: 저 사람 회사원이에요?
B: 학생이라니까요.
A: あの人は会社員ですか? B: 学生だってば。
単語ごとの訳: A: あの人は会社員? B: 学生だって言ってるでしょ。
Bは、その人の本当の職業を強調して伝えることで、Aの思い込みを訂正しています。
よくある間違い
単純な理由を伝える -니까 と -다니까 を混同してしまうこと。
別の意味になります어제 피곤했다니까 일찍 잤어요.어제 피곤했으니까 일찍 잤어요.-다니까 は情報を繰り返し伝える時に使い、過去の行動の単純な理由を言う時には使いません。「昨日は疲れていたから…」のような単純な理由には、-으니까 を使いましょう。
初めて伝える情報に対して -다니까 を使ってしまうこと。
別の意味になりますA: 뭐해? (What are you doing?) B: 공부한다니까.A: 뭐해? (What are you doing?) B: 공부해요. (I'm studying.) A: 또 놀고 있지? (You're playing again, right?) B: 공부한다니까요! (I'm telling you I'm studying!)-다니까 は、すでに知っていることや言ったことの繰り返し、または強調を表します。質問に対する最初の答えとして使うのは不自然です。相手が話を聞いていなかったり、信じてくれなかったりする時に使いましょう。
つながり
先に学ぶこと
関連パターン
- -(으)니까だから、〜なので
-다니까 は引用形に -니까 が付いてできた表現ですが、意味は異なります。
レベル3-니까は単に理由(〜だから)を伝えますが、-다니까は事実を理由として繰り返し伝え、強調やもどかしさ(〜だと言っているのだから)を付け加えます。 - -잖아〜だよね、〜じゃないですか
どちらも相手がすでに知っているはずのことを伝える時に使います。しかし、-잖아 (〜じゃないですか)が共通の認識を親しみやすく確認するのに対し、
レベル3-다니까はより主張が強く、自分の話が聞かれていない、または信じてもらえていないと感じる時に使われます。 - -는다고/ㄴ다고/다고〜だと言う、〜だと主張する
これは
レベル3-다니까の元となる間接引用の形です。-다고 하다 を理解すると、-다니까の文字通りの意味が「(誰かが)〜だと言うから」であることがよく分かります。この「言う」という部分が、繰り返しや強調を表しているのです。 - -거든もし〜なら、〜たら(カジュアル)
レベル3-다니까と同じように、-거든 も命令の前に理由を伝えるために使えます。大きな違いは、-거든が通常、新しい情報を理由として紹介するのに対し、-다니까は相手がすでに知っているはずの情報を繰り返し伝える点です。