-단 말
〜っていうこと?/〜なんだってば
-단 말は、直前に言ったことを繰り返したり強調したりするときに使う文末表現です。おどろきやもどかしさ、信じられない気持ちを表すことが多く、「〜っていうこと?」や「〜って言っているの?」と尋ねるようなニュアンスになります。
しくみ
-단 말という表現は、発言に感情的な強調を加えるのにぴったりの文型です。元の形である-다고 하다(〜と言う)に、-는と말(言葉・話)が組み合わさって短くなったものです。
活用方法:
品詞や時制によって形が変わります。
- 動詞(現在形): 動詞の語幹 + -ㄴ/는단 말
- 가다 → 간단 말(行くっていうこと?)
- 먹다 → 먹는단 말(食べるっていうこと?) - 形容詞: 形容詞の語幹 + -단 말
- 예쁘다 → 예쁘단 말(かわいいっていうこと?)
- 춥다 → 춥단 말(寒いっていうこと?) - 名詞: 名詞 + -(이)란 말
- 학생이다 → 학생이란 말(学生だっていうこと?)
- 거짓말이다 → 거짓말이란 말(嘘だっていうこと?) - 過去形: 動詞・形容詞の語幹 + -았/었단 말
- 했다 → 했단 말(やったっていうこと?)
- 좋았다 → 좋았단 말(よかったっていうこと?)
文での使い方:
この表現の後には、信じられない気持ちで質問する-이야?、-이에요?、-입니까?や、強く主張する-이다などが続くのが一般的です。
- おどろきや疑いを表すとき: "지금 집에 간단 말이야? 일이 아직 안 끝났는데?"(いま家に帰るっていうの?仕事がまだ終わっていないのに?)
- もどかしさを表すとき: "안 들린단 말이야! 더 크게 말해!"(聞こえないんだってば!もっと大きく言って!)
- 情報を確認するとき: "이게 전부 공짜란 말이에요?"(これが全部無料っていうことですか?)
主に韓国語の話し言葉で使われ、会話に感情のこもったニュアンスを加えることができます。
例文 (4)
- 내일 시험이 취소됐단 말이야?
明日の試験が中止になったっていうことですか?
単語ごとの訳: 明日の試験が中止になった、っていうこと?
話し手はおどろきを表しながら、試験が中止になったかどうかを確認しています。
- 하기 싫단 말이에요! 왜 자꾸 시켜요?
やりたくないんだってば!なんで何度もやらせるの?
単語ごとの訳: やるのが嫌だ、って言ってるの!なぜずっとやらせるの?
もどかしい気持ちを表しています。やりたくないという自分の意思を強く主張しています。
- 그 사람이 범인이었단 말인가...
じゃあ、あの人が犯人だったっていうことか…
単語ごとの訳: あの人が犯人だった、っていうことか…
ショックや気づきを表すときにつぶやくような疑問文です。
- 이게 네가 만든 케이크란 말이야? 정말 맛있어 보여!
これ、あなたが作ったケーキっていうこと?すごく美味しそう!
単語ごとの訳: これがあなたが作ったケーキ、っていうこと?すごく美味しく見える!
ここでは'-란 말이야?'を使って、うれしいおどろきや感心した気持ちを表しています。
よくある間違い
感情の入らない平坦な文で'-단 말'を使うこと。
別の意味になります저는 학생이란 말입니다.저는 학생입니다.'-단 말'には、おどろきや不満、強調といった強い感情のニュアンスが含まれます。「私は学生です」のように客観的な事実を単に伝える場面で使うと、不自然で大げさに聞こえてしまいます。普通の報告や事実の申告には、通常の'입니다'を使いましょう。
つながり
先に学ぶこと
関連パターン
- -는다고/ㄴ다고/다고〜だと言う、〜だと主張する
これは'-단 말'のもとになった間接引用の表現です。'-단 말'は'-다고 하는 말'が短くなった形なので、引用の仕方を理解しておくと、この文型もスムーズに身につきます。
レベル3 - -다니〜だなんて、〜するとは
どちらもおどろきや信じられない気持ちを表す表現です。'-다니'は聞いた情報に対する反応(「〜だなんて…!」)ですが、'-단 말'はおどろくような情報を確認するための質問(「〜っていうこと?」)としてよく使われます。
レベル5 - -잖아〜だよね、〜じゃないですか
どちらも強調するときに使います。'-잖아'は相手も知っているはずのことを言うときに使いますが(「〜じゃない」)、'-단 말'は単なる確認ではなく、疑いやもどかしさなどのより強い感情を込めて強調するときに使います。
レベル3 - -거든もし〜なら、〜たら(カジュアル)
文末で使う'-거든'は、主張を込めつつ理由や背景を伝える表現です。理由や事実を強く伝えるという点では'-단 말이다'と似ていますが、'-거든'の方が理由の説明に近く、'-단 말이다'の方がより感情が高ぶったニュアンスになります。
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