-아/어다가
〜して別の場所で〜する
-아/어다가 は2つの動詞をつなぎ、最初の行動をしてからその結果を別の場所に持って行き、次の行動をする表現です。『Aをして、それを持って行って、Bをする』というイメージです。
しくみ
この文型は、最初の行動の結果を別の場所へ実際に持って行って、次の行動をする一連の動きを表すときに使います。2つの行動のつながりと、2つの場所の間の移動を強調します。
1. 活用形:
動詞の語幹につきます。
- 語幹の最後の母音が ㅏ または ㅗ の場合 + -아다가
- 사다(買う) → 사다가
- 볶다(炒める) → 볶아다가 - 語幹の最後の母音がそれ以外の場合 + -어다가
- 만들다(作る) → 만들어다가
- 줍다(拾う) → 주워다가(ㅂ変則) - 하다 動詞は 해다가 に変化
- 요리하다(料理する) → 요리해다가
2. 主なルール:
- 前半と後半の文の主語は同じでなければなりません。
- 2つ目の行動が始まる前に、最初の行動が完了している必要があります。
- 2つの行動の間に場所の移動が必要です。
- 時制は文の最後の動詞で表します。
3. 会話表現(口語形):
話し言葉では、-아/어다가 はよく -아/어다 に省略されます。
例:커피 좀 타다 줄래?(コーヒーを淹れて持ってきてくれる?)
4. 似ている文型との比較:
例文 (4)
- 도서관에서 책을 빌려다가 집에서 읽었어요.
図書館で本を借りてきて、家で読みました。
単語ごとの訳: 図書館から 本を 借りて持ってきて 家で 読んだ。
行動1:本を借りた(図書館で)。行動2:読んだ(家で)。本が図書館から家へ移動しています。
- 빵을 만들어다가 친구에게 선물했어요.
パンを作って持って行き、友達にプレゼントしました。
単語ごとの訳: パンを 作って持って行き 友達に プレゼントした。
行動1:パンを作った(自分の家などで)。行動2:友達にあげた(友達の家やカフェなどで)。パンが自分の場所から友達の場所へ移動しています。
- 은행에서 돈을 찾아다가 옷을 샀어요.
銀行でお金を下ろして持っていき、服を買いました。
単語ごとの訳: 銀行から お金を 下ろして持って行き 服を 買った。
行動1:お金を下ろした(銀行で)。行動2:服を買った(お店で)。お金が銀行からお店へ移動しています。
- 커피를 타다 드릴까요?
コーヒーを淹れて持ってきましょうか?
単語ごとの訳: コーヒーを 淹れて持ってきて あげましょうか?
これは短縮形の -아/어다 のよくある例です。ある場所(キッチンなど)でコーヒーを淹れて、別の場所(リビングなど)へ持っていくことを表しています。
よくある間違い
両方の行動が同じ場所で行われるのに -아/어다가 を使ってしまうこと。
집에서 숙제를 해다가 잠을 잤어요.집에서 숙제를 하고 잠을 잤어요.-아/어다가 は場所の移動が必要です。宿題をすることと寝ることの両方が家(집)で行われているため、単純な順序を表す連結語尾の -고 が正しくなります。
-아/어다가(順序的な行動)と -다가(途中で中断される行動)を混同すること。
요리를 해다가 전화를 받았어요.요리하다가 전화를 받았어요.間違った文は『料理をして、どこかに持って行ってから電話に出た』という意味になってしまいます。『料理をしている最中に電話を受けた』と言いたいときは、途中で中断することを表す -다가 を使う必要があります。
つながり
先に学ぶこと
関連パターン
- -고そして、それから
-고 は単に行動を順番に並べるだけです。-아/어다가 はより具体的で、最初の行動の結果を新しい場所へ持って行って次の行動をする、というニュアンスが加わります。
レベル1 - -다가〜している途中で
-다가 はある行動の途中で別の行動が割り込むことを表します。一方、-아/어다가 は新しい場所で2つ目の行動が始まる前に、最初の行動が完了していることを表します。
レベル3 - -아/어서〜だから、〜して
-아/어서 は関連性の高い一連の行動(『お店に行って牛乳を買った』など)を表すことができます。ただし、-아/어다가 のように最初の行動の結果を新しい場所に移動させる強いニュアンスはありません。
レベル2 - -(으)러 가다/오다〜しに行く/来る
どちらの文型も目的を持った移動に関わります。-러 가다/오다 は行く・来る目的を表し、-아/어다가 はまず行動をしてから、その結果を持って移動して別のことをすることを表します。
レベル2