中国語を最短で身につける勉強法【2026年版】

この記事の要点

最初にピンインと四つの声調を覚えましょう。そのあとは、勉強時間のほとんどを、ほとんど理解できる中国語を読んで聞くことに使い、復習と話す練習を少し足します。今のレベルがやさしく感じたら、すぐに一つ上の中国語へ進みましょう。

中国語を最短で身につける勉強法は、勉強時間の大部分を、ほとんど理解できる中国語に使うことです。このような中国語を「コンプリヘンシブル・インプット」と呼びます(くわしい解説)。ちょうどいい中国語は上達とともに変わるので、この記事では、レベルごとにすることと、1時間の勉強の分け方を紹介します。

レベルごとに、何をすればいいですか?

自分に近いレベルを探してください。バーは、1時間の勉強の分け方を表しています。

  1. はじめの一歩

    まだピンインが読めません。

    ピンインを覚える 20 分. 聞く 40 分.

    ピンインは、中国語の音をアルファベットと四つの声調の記号で書き表します。ピンインを覚えながら、NHKのラジオ講座「まいにち中国語」のような、日本語で説明してくれる番組を聞いて、声調の違いに耳を慣らしましょう。

  2. レベル1

    始めたばかりで、まだほとんど読めません

    読む・聞く 35 分. 復習 15 分. 話す 10 分.

    漢字の上にピンインがあり、音声と訳もついた短い会話を読み、一つの会話を2回聞きましょう。声調をまねして声に出してから、保存した言葉を復習します。

  3. レベル2

    基本的な漢字と簡単な文は読めます

    読む・聞く 40 分. 復習 10 分. 話す 10 分.

    訳は隠して読み、話がわからなくなる言葉だけを調べましょう。読み終えた話を、自分の言葉で何文かにまとめて声に出しましょう。

  4. レベル3

    馴染みのある話題の会話はついていける

    読む・聞く 40 分. 復習 5 分. 話す 15 分.

    覚えた字はピンインを消して読み、レッスンをもう1回、文字を見ずに聞きましょう。話す時間を増やして、日本語を学んでいる中国の人と言語交換を始めます。

  5. レベル4

    大体わかるけどニュアンスは時々逃す

    読む・見る 45 分. 復習 5 分. 話す 10 分.

    中国のドラマを中国語の字幕で週に1話見て、そのあと同じ話題のレッスンを読みましょう。日本のできごとを中国語で伝えるニュースも、話の流れを追いやすい読み物です。

  6. レベル5

    難しい内容も読めるが珍しい語で詰まる

    読む・見る 50 分. 話す 10 分.

    ウェブ小説や専門分野の記事を読み、話がつながらなくなる言葉だけを辞書で引きましょう。

  7. レベル6

    ほぼネイティブ並みに読める

    読む・見る 50 分. 話す 10 分.

    小説やニュースを内容そのものを楽しむために読み、感想を中国語で話しましょう。

レッスンがやさしく感じ始めたら1つ上のレベルへ進み、3行目までに話を見失うなら1つ下に戻りましょう。

このサイトのピンインコースとレッスンは無料ですが、説明と訳は英語です。Bubblegumのアプリでは、AIの先生のPoppyがあなたのレベルに合わせてレッスンを書き、ピンインのコース、訳、ノート、文法の説明が日本語で表示されます。単語の意味も大部分は日本語で、ごく一部が英語のまま表示されます。最新の状況は中国語と日本語の組み合わせのページで確かめられます。NHKの番組と東外大のモジュールは日本語で学べ、Storybooks Canadaの案内は英語、NHK WORLD-JAPANのニュースは中国語だけです。

中国語を身につけるには、どのくらいかかりますか?

HSK日本実施委員会は、幅広い話題について中国語で会話ができるHSK4級を、大学の第二外国語で2年目の後期まで学んだ程度としています。新聞や雑誌を読めるHSK5級の目安は、「週2~4回の授業を2年間以上」受けて、2,500語程度を覚えた人です。中検(日本中国語検定協会)も、各級の目安を大学の第二外国語で学んだ期間で示しています。

目安HSK(筆記)中検
大学の第二外国語で半年1級(150語程度)準4級(基礎単語約500)
大学の第二外国語で1年2級(300語程度)4級(常用語約1,000)
大学の第二外国語で2年4級(1200語程度)3級(常用語約2,000)
週2~4回の授業を2年間以上5級(2500語程度)—

HSKの話す試験(HSKK)では、中級の目安を「週に2~3時間の中国語学習を2年程度」としています。どれも授業や学習の期間の目安で、自分で勉強したときに同じ結果になると約束するものではありません。自分で読んだり聞いたりして理解した時間も、勉強時間に数えましょう。

アメリカ国務省の外交官養成機関(FSI)は、中国語を仕事で使えるまでに約2,200時間の授業がかかる、いちばん難しいグループに入れています。これは英語を母語とする研修生についての数字です。日本語を話す人は漢字の意味がわかる分、読むところから始めやすくなります。

中国語の上達を遅くするものは何ですか?

  • 漢字を目だけで読む意味がわかると、音を確かめずに先へ進みがちです。読んだ文は音声でも聞き、声調ごと覚えましょう。
  • ピンインをずっと表示するすべての字にピンインがあると、目がアルファベットだけを追ってしまいます。覚えた字から順にピンインを消しましょう。
  • HSKの単語リストだけで覚える単語リストで訳は覚えられますが、使い方も、会話の中での聞こえ方もわかりません。言葉は、意味のわかる文で読み、音声で聞いて、その文と一緒に見直しましょう。

どんな勉強法を組み合わせるかは中国語のおすすめ勉強法で、楽に始める進め方は中国語のいちばん簡単な勉強法で紹介しています。

よくある質問

初心者には、どの中国語アプリがいいですか?

本気で中国語を学ぶなら、Bubblegumから始めましょう。Poppyがあなたのレベルと好きなことに合わせてレッスンを書きます。

読む・聞く・見るアプリは、中国語のコンプリヘンシブル・インプットに使えるアプリの比較で紹介しています。

3か月で中国語は身につきますか?

ピンインと、あいさつや注文くらいの中国語なら目指せます。HSK1級の目安が大学の第二外国語で半年分の150語程度なので、3か月はその途中にあたります。

中国語は1週間にどのくらい勉強すればいいですか?

理解できる中国語を1週間に3〜5時間、1回15〜30分以上のまとまった時間で読んで聞きましょう。長めの時間をとると話に入り込めるので、5分ずつ細切れにするより多くを学べます。くわしくは細切れの短い時間より、まとまった時間をとる理由(英語)をどうぞ。

日本語を話す人にとって、中国語は難しいですか?

読むことは始めやすく、聞くことと話すことに時間がかかります。漢字の多くは意味の見当がつきますが、四つの声調と、日本語とは違う字の読み方は一から覚えます。そのため、文字と音声をいつも一緒に使いましょう。

Bubblegumは無料ですか?

はい。レッスンライブラリーは、だれでも無料で読めます。だれもが学べるようにしたいと考えているからです。ライブラリーには、ほかの学習者がPoppyに頼んだレッスンが集まっています。新しい自分用のレッスンを作るには実際にお金がかかりますが、最初の1つは無料です。Bubblegum Proなら、自分用のレッスンを制限なく頼めます。

出典
  1. HSK日本実施委員会:各級の紹介(語彙量の目安と、大学の第二外国語での履修程度)
  2. HSK日本実施委員会:筆記5級について(週2~4回の授業を2年間以上)
  3. 日本中国語検定協会(中検):出題内容・認定基準
  4. U.S. Department of State, Foreign Language Training(FSIの言語カテゴリー。英語)
  5. NHK:中国語の語学番組(まいにち中国語、中国語!ナビ)
  6. 東京外国語大学 言語モジュール:中国語(会話モジュール 学習者用 普通話)
  7. Storybooks Canada:我的小猫猫在哪儿?(サイトの案内は英語)
  8. HelloTalk:中国語の言語交換
  9. NHK WORLD-JAPAN:中国語簡体字ニュース
  10. 中日辞書 北辞郎
  11. Bubblegum:中国語と日本語の組み合わせの対応状況
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公開日: 2026年10月14日