英語のおすすめ勉強法【2026年版】

この記事の要点

英語のおすすめの勉強法は、時間のほとんどを、だいたい理解できる英語を読んで聞くことに使う方法です。そこに復習と実際の会話を足しましょう。仕事が目標なら会議の練習、英検やTOEICが目標なら公式サイトの問題のように、目標に必要なことには時間を多めに使います。

英語のおすすめの勉強法は、いくつかの方法の組み合わせです。理解できる英語を中心にして、復習と実際の会話を足し、そのバランスを目標に合わせて決めます。ほとんど理解できる英語で学ぶことを、コンプリヘンシブル・インプットと呼びます。この記事では、それぞれの勉強法で身につくものと、よくある6つの目標に合う組み合わせを紹介します。

英語は、どの勉強法がいちばん効果がありますか?

自分のレベルに合う英語を読んで聞くのがいちばん効果があり、ほかの方法は、その上に1つずつ力を足します。

勉強法身につくもの使いどころ
自分のレベルの英語を読んで聞く(多読・多聴)単語、文法、聞き取り勉強時間のほとんど
順番に進む講座基礎を学ぶ順番最初の数か月
先生や会話の相手話す力と、すぐに返事をする力知っていることを使う練習
単語カードなどの復習忘れにくい単語1回の勉強のうち数分
ドラマ、ポッドキャスト、ラジオふだん使われる自然な英語大部分がわかるようになってからの楽しみ
文法の勉強文の仕組みわかりにくい文の形

組み合わせの土台はインプットです。ハワイ大学の学術誌『Reading in a Foreign Language』に載った2016年のレビューは49の研究をまとめ、やさしい文章をたくさん読むと、新しい言語を読む力が伸びることを示しました。

目標別に見ると、英語のおすすめの勉強法は何ですか?

どの目標でも、読んで聞く時間を土台にして、残りの時間をその目標にいちばん必要な力に使うのがおすすめです。

  • 仕事で英語を使う時間のほとんどは自分の仕事の分野の英語を読んで聞き、会議やメールの英語は先生と練習しましょう。
  • 英語の試験に合格するふだんは自分のレベルの英語を読んで聞きましょう。試験が近づいたら、英検の過去問や、TOEIC、IELTSのサンプル問題など、公式サイトにある無料の問題を解きます。
  • 留学する・海外で暮らす買い物、学校や仕事、近所の人との会話など、ふだんの英語に時間のほとんどを使いましょう。学ぶのは、住む国で話されている英語です。
  • 映画やドラマを楽しむ時間のほとんどを聞くことに使いましょう。学習者向けの動画から始めて、英語の字幕でドラマを見るところまで進みます。
  • 家族や友達と話す日常の会話をたくさん読んで聞き、残りの時間は家族や友達、または先生と話しましょう。
  • 英語で旅行するホテル、食べ物、移動についての短い会話に時間のほとんどを使い、1つずつ声に出して言いましょう。

それぞれの段階に何時間かかるかは、英語を最速で身につける勉強法で紹介しています。

それぞれの部分には、どんな教材やアプリがおすすめですか?

どの部分にも、無料で使えるものと、もっと使いたいときのアプリやサービスがあります。たとえば聞くことにはNHKのラジオ英語講座、復習にはAnkiが無料で使えます。表に2回出てくるBubblegumは、AIの先生のPoppyが、あなたのレベルと好きなことに合わせて英語のレッスンを書く語学アプリです。アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語から選べて、メニュー、訳、単語の意味を日本語で使えます。

部分無料で使えるものアプリやサービス
発音Oxford Learner's Dictionaries。単語の音をイギリス英語とアメリカ英語で聞けます(サイトは英語)Speakの発音コース。日本語を話す人がつまずきやすい音を練習できます
自分のレベルで読んで聞くNHKゴガクのアプリ。NHKのラジオ英語講座を、放送の翌週に1週間聞けます(日本国内のみ)Bubblegum、StudyNow(日本語の訳が付いた短いニュース)
ドラマ、ポッドキャスト、ラジオドラマにはLanguage Reactor(英語と日本語の字幕を並べて表示)、ふつうの速さで聞くならBBC World ServiceのラジオVoiceTube。英語と日本語の字幕が付いた動画を、レベル別に探せます
復習Anki。パソコンとAndroidでは無料で、AnkiWebに英語の共有デッキがありますBubblegumのRegenerative Review™。保存した単語が新しいレッスンにまた出てきます
会話HelloTalkやTandemでの言語交換italki、Cambly、ネイティブキャンプの先生
文法NHKのラジオ英会話。文法と単語のイメージを、日本語の解説で学べますスタディサプリENGLISH。講師の短い動画で、表現や文法のポイントがわかります

読んで聞くためのアプリは、英語のコンプリヘンシブル・インプットに使えるアプリ12選で詳しく比べています。

英語の勉強で、避けたほうがいいことは何ですか?

理解できる英語の文を読んだり聞いたりする時間を減らしてしまうものは、避けましょう。

  • 例文のない単語リスト単語は、読んだ文から保存しましょう。make a decision(決める)のmakeのように、一緒に使う言葉も覚えられます。
  • 一文ずつ日本語に訳す英文を毎回日本語の文に直すと、そのぶん英語を読む時間が減ります。訳を確かめるのは止まった文だけにして、ほかは英語の順番のまま意味を追いましょう。
  • まだついていけないドラマ英語の字幕で1話を追えるようになるまで、映画やドラマはとっておきましょう。それまでは、学習者向けの動画を見ます。

よくある質問

英語は、アプリと先生のどちらで学ぶのがいいですか?

長い時間をかける読む練習と聞く練習にはアプリを、話す練習と間違いを直してもらうことには先生を使いましょう。italki、Cambly、ネイティブキャンプのレッスンは有料なので、その時間は話すことに使い、読んで聞くのは自分で進めましょう。

英語は、文法から勉強したほうがいいですか?

いいえ。文法は読んだり聞いたりする英語から学び、わかりにくい文の形があったときに調べましょう。ルールは、何回か見た後のほうが覚えやすくなります。I have lived here for two years(ここに2年住んでいます)とShe has worked there since May(彼女は5月からそこで働いています)を見た後なら、過去に始まって今も続いていることを表す形(現在完了)に、すぐ気づけます。

初心者には、どの英語アプリがいいですか?

本気で英語を学ぶなら、Bubblegumから始めましょう。Poppyがあなたのレベルと好きなことに合わせてレッスンを書きます。講座、先生、話す練習のアプリは、英語を学べるアプリの比較で紹介しています。

Bubblegumは無料ですか?

はい。レッスンライブラリーは、だれでも無料で読めます。だれもが学べるようにしたいと考えているからです。ライブラリーには、ほかの学習者がPoppyに頼んだレッスンが集まっています。新しい自分用のレッスンを作るには実際にお金がかかりますが、最初の1つは無料です。Bubblegum Proなら、自分用のレッスンを制限なく頼めます。

出典
  1. Jeon and Day (2016), The effectiveness of ER on reading proficiency: A meta-analysis, Reading in a Foreign Language 28(2), University of Hawaii
  2. 日本英語検定協会「過去問・試験内容」(各級の過去1年分の問題)
  3. IIBC「TOEIC Listening & Reading Test サンプル問題」
  4. IELTS公式サイト(無料のサンプル問題)
  5. NHKゴガク「アプリ」(ラジオ講座のストリーミング)
  6. NHK「ラジオ英会話」
  7. Speak(日本語のサイト、発音コース)
  8. Anki 公式ダウンロード(パソコン版とAnkiDroidは無料)
  9. Oxford Learner's Dictionaries(イギリス英語とアメリカ英語の発音)
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公開日: 2026年10月9日