中国語の検定HSKとは?級の目安と日本での受け方【2026年版】

この記事の要点

HSKは、中国政府の機関が主催する中国語の検定です。日本で2026年に行われるHSKは、12月の回まですべて、1級から6級に分かれたこれまでの形式(HSK2.0)です。新しいHSK3.0を日本でいつ始めるかは、まだ決まっていません。ほとんど理解できる中国語を読んで聞き、受ける級の過去問で形式に慣れておきましょう。

HSK(漢語水平考試)は、中国語を母語としない人のための中国語の検定です。中国の教育部の直属機関である中外語言交流合作中心が主催し、日本ではHSK日本実施委員会が試験を行っています。中国の大学に留学するときに使われるほか、日本の会社で採用や昇進の条件になることもあります。筆記試験は受ける級を自分で選んで申し込みます。

HSKの級と、必要な単語の数

1〜6級では6級がいちばん上で、1級がいちばんやさしい級です。東京では、さらに上のHSK7-9級の試験もあります。単語の数は、HSK日本実施委員会が各級で示している目安です。

  1. 1級

    聞き取り・読解

    とても簡単な単語とフレーズがわかり、使えます。

    • 150語程度
    • 200点中120点で合格
    • 約50分
  2. 2級

    聞き取り・読解

    身近な話題について、簡単なやり取りができます。

    • 300語程度
    • 200点中120点で合格
    • 約65分
  3. 3級

    聞き取り・読解・作文

    生活や勉強、仕事の場面で、基本的なやり取りができます。中国を旅行しても、たいていのことに中国語で対応できます。

    • 600語程度
    • 300点中180点で合格
    • 約100分
  4. 4級

    聞き取り・読解・作文

    いろいろな話題について、中国語で会話ができます。

    • 1200語程度
    • 300点中180点で合格
    • 約115分
  5. 5級

    聞き取り・読解・作文

    中国語の新聞や雑誌を読み、映画やテレビを楽しめます。中国語でスピーチもできます。

    • 2500語程度
    • 300点中180点が基準
    • 約135分
  6. 6級

    聞き取り・読解・作文

    聞いたり読んだりした中国語を問題なく理解でき、自分の意見を話しても書いても伝えられます。

    • 5000語以上
    • 300点中180点が基準
    • 約150分

1〜4級は6割の点数で合格です。5級と6級には合格と不合格の表示がなく、6割の点数をとると、その級の力があると判断されます。

HSK3.0との関係

中国の主催団体は、HSKを9つの級の「HSK3.0」に改訂し、世界では2026年12月13日から実施すると発表しました。ただ、HSK日本実施委員会によると、日本で2026年に行うHSKは12月13日の回も含めて、試験の内容、時間、受験料のどれもこれまでと同じです。2027年からの日本での実施方法は、2026年10月の時点では、中国側と最終調整中です。

日本での試験日と受験料

日本のHSKはほぼ毎月あり、回によって会場の数が違います。2026年10月17日の時点で申し込める回は、次のとおりです。

試験日申込期間会場
11月22日(日)9月22日〜10月22日HSK7-9級、東京のみ
11月23日(月・祝)9月28日〜10月23日1〜6級、東京と大阪
12月13日(日)10月13日〜11月13日1〜6級、全国の主要25都市(秋田、茨城、香川は2〜5級のみ)。HSKKもあります
級6級5級4級3級2級1級
受験料(税込)11,550円9,900円7,920円6,600円5,060円3,850円

午前は2・4・6級、午後は1・3・5級の試験なので、午前と午後の級を1つずつ、同じ日に受けられます。成績は試験のおよそ1か月後にインターネットで確認でき、成績通知書のPDFも無料で受け取れます。最新の日程と会場は、HSK日本実施委員会の試験日程のページで確かめてください。

コンプリヘンシブル・インプットで準備する

HSKの問題は、すべて中国語で、簡体字で出されます。3級からは作文も加わります。HSKの準備でいちばん大事なのは、意味がほとんどわかる中国語を、音声つきでたくさん読むことです。これをコンプリヘンシブル・インプットといいます。

  • 級を決める上の表の単語の数を見て、今の自分より少し上の級を選びましょう。迷ったら、一つ下の級から受けます。
  • 音声つきで読む一文に知らない言葉が一つか二つくらいの中国語を、先に聞いてから、文字を見ながらもう一度聞きます。これを週に3〜4回続けましょう。
  • 時間を計って解く試験の前に、受ける級の過去問を、本番と同じ時間で解いておきましょう。

Bubblegum

日本語
  • アプリ画面
  • 訳・説明(一部)

本気で中国語を学びたい人に、いちばんおすすめのアプリはBubblegumです。ほとんど理解できる文章や音声で学べます。この学び方を「コンプリヘンシブル・インプット」と呼びます。

あなたのAIの先生のPoppyが、レベルと好きな話題に合わせて中国語のレッスンを書きます。アプリの画面、レッスンの訳、文法の説明は日本語です。単語の意味もほとんど日本語ですが、一部は英語で表示されます。Bubblegumのレベル1〜6は読む力の目安で、HSKの級に合わせて作ったものではありません。今の対応状況は、中国語と日本語の組み合わせのページで見られます。

Bubblegumをダウンロード ↓

  • 単語をタップすると、「HSK 1」から「HSK 7-9」まで、その単語の級が出ます。これは新しいHSK3.0の単語表の級で、日本で今行われているHSKの級とは違います。
  • ピンインは、まだ読めない字があるうちは漢字の上に出しておき、慣れたら消して漢字だけで読めます。
  • はじめの設定で「HSK試験に合格する」を目標に選ぶと、Poppyがその目標と好きな話題に合わせて、学習のジャーニーを作ります。
  • 問題集で読めない文は、写真に撮ってPoppyとのチャットに添付し、「画像を分析」をタップしましょう。Poppyが文字を読み取って、意味を説明します。
  • ライブチャットで、Poppyと中国語で声に出して話す練習もできます。
  • 聞き取りやすく表情豊かなAIの声が、すべてのレッスンを読み上げます。話す人ごとに声が変わります。
  • Bubblegumには、人と話す機能はありません。HSKKを受けるなら、中国語の先生とも話す練習をしましょう。
  • 新しい自分用のレッスンを作るには実際にお金がかかりますが、最初の1つは無料です。Bubblegum Proなら、自分用のレッスンを制限なく頼めます。レッスンライブラリーは、だれでも無料で読めます。だれもが学べるようにしたいと考えているからです。
  • Regenerative Review™
  • ピンインを一から学べる
  • 繁体字
  • 注音

スマホ

試験で出そうな場面を、Bubblegumのレッスンから2つ選びました。レベル2は学校の決まりや寮、学食の話、レベル4は北京で初めて地下鉄に乗って、駅員に乗り換えを聞く場面です。

学校と地下鉄の中国語を、2つのレベルで読む

先に中国語だけを読んで、わからない文があったら、すぐ下の日本語訳を見ましょう。このページでは音声は出ませんが、アプリでは声調を音声で確かめられます。

レベルを選ぶ

簡単なやり取りはできる

校园生活点滴

Lv 2
,。

学校の規定は、あまり厳しくない。

,。

私の寮は、環境がとても良い。

,。

ここの学食は、料理が非常に豊富だ。

。

私は毎日学食へ一度行く。

,。

REDというアプリを、私はよく使う。

HSKについてよくある質問

HSKの資格に有効期限はありますか?

中国の大学に留学生として入学するときは、受験日から2年が有効期間です。ほかの目的で中国語の力を示すときは、期限は決まっていないので、提出先に確かめてください。

解答は繁体字で書いてもいいですか?

はい。問題は簡体字で出ますが、作文の答えは簡体字でも繁体字でも書けます。ただ、一つの問題の中では、どちらかに揃えてください。

試験の説明は日本語ですか?

始まる前の注意事項は、どの級も日本語で説明があります。1〜5級は日本語のアナウンスもありますが、6級は中国語だけです。リスニングの放送は、すべての級で中国語です。

Bubblegumは無料ですか?

はい。レッスンライブラリーは、だれでも無料で読めます。だれもが学べるようにしたいと考えているからです。ライブラリーには、ほかの学習者がPoppyに頼んだレッスンが集まっています。新しい自分用のレッスンを作るには実際にお金がかかりますが、最初の1つは無料です。Bubblegum Proなら、自分用のレッスンを制限なく頼めます。

出典
  1. HSK日本実施委員会:2026年実施のHSK試験について(2026年10月2日)
  2. HSK日本実施委員会:HSKとは(主催団体、試験名称)
  3. HSK日本実施委員会:各級の紹介(語彙量の目安)
  4. HSK日本実施委員会:1級の紹介(配点と合格基準)
  5. HSK日本実施委員会:4級の紹介(配点と合格基準)
  6. HSK日本実施委員会:6級の紹介(基準点)
  7. HSK日本実施委員会:受験料と時間
  8. HSK日本実施委員会:試験日程
  9. HSK日本実施委員会:Q&A(字体、アナウンス、資格の有効期間)
  10. Chinese Tests Service Website:HSK 3.0 will be officially launched worldwide on December 13, 2026
  11. Chinese Tests Service Website:About HSK and the new HSK (Three Stages, Nine Levels)
  12. Bubblegum:中国語と日本語の組み合わせ(対応状況)
  13. Bubblegum

2026年10月17日に各アプリの公式ページで確認しました。

公開日: 2026年10月17日